メニュー

予防接種Q&A

予防接種Q&A
Q1 今の予防接種は同時に沢山のワクチンを打っています。果たしてそれは大丈夫なのでしょうか?同時接種は本当に負担が少ないの?
A1 正確なところはわかっていません。但し、諸外国では同時接種を行い抗体獲得率は、単独の場合と比較しても低下はなく、有害事情も増加はないという報告をもとに日本でも施行されることとなりました。我々は、通院による負担を軽減すること、単独で長期化する免疫獲得までの期間を短縮することでリスクの高い乳児期を乗り切るために同時接種を行っています。もちろん。単独接種も可能ですので、希望があれば単独接種を行うこともできますので気軽にご相談ください。

Q2 接種スケジュール通りに受けられなかったのですが?
A2 子供は急に熱を出したり、調子が悪いために接種できないことは多々あります。なので、接種できなくても問題はありませんので、クリニックで相談して予定を立て直しましょう。但し、定期接種として定められた時期を超えてしまうと任意接種になってしまうことをご理解ください。

Q3 予防接種は受けなければいけないか?副反応が心配なのですが?
A3 当院のHPにある予防接種の意義を読んでみてください。その上で、やはり接種を希望されない場合には個別にお答えいたしますので、クリニックにてご相談ください。

Q4 生ワクチンはどれくらいの間隔をあけて接種したらよいか?
A4 生ウイルスワクチン(麻疹、風疹ワクチンなど)はワクチンウイルスが体の中で野生ウイルスと同じように増殖し、免疫反応により液性および細胞性免疫を獲得させるものです。生ウイルスワクチンを接種してからウイルスが体の中で増殖するのに5−10日程度かかります。
生ウイルスワクチンを接種した影響は3週間くらい残るといわれているので、接種後に回復するまでの期間を安全の幅をみて27日間としています。

Q5 不活化ワクチンを接種した後の予防接種の間隔はどうしたらよいか?
A5 不活化ワクチンはワクチン成分に対する反応ですので、一般的には副反応が出現するのは接種後24時間以内と考えられています。従って6日以上間隔があいていれば次の接種は可能です。しかし、理想的な免疫獲得や安全性を考慮して、2−3週間程度あけておくことが望ましいと言えます。

Q6 予防接種後に注意することは何か?
A6 予防接種を受けた後通常30分間は、急な副反応が起きることがありますので、クリニックでお休みください。また、生ワクチンでは4週間、不活化ワクチンでは1週間は副反応の出現があるため、発熱や皮疹には注意し、体調の変化があるときにはご連絡ください。

Q7 予防接種をすれば一生その病気にはかからないのか?
A7 必ずしもそのようには言えません。修飾麻疹と言われるワクチンの2次欠落状態を指し、予防接種をしても流行などがなく、ウイルスに接触することがなかった場合には効果が薄れていきます。逆に定期的に流行に接触していると免疫が増強して自然のワクチンを打ち続けているような状態となります。これを“ブースター効果”といい、ブースター効果が減弱していることで、ワクチンを接種したにも関わらず感染するということが発生します。不活化ワクチンでは、追加接種をすることで、意図的にブースター効果を起こしているとも考えられます。

Q8 ワクチンの種類を説明してください。
A8 ワクチンには、①トキソイドワクチン ②不活化ワクチン ③生ワクチン
の3種類があります。これらは、それぞれのウイルスの特性を理解して研究者が作り上げたものであり、まず①トキソイドワクチンですが、ジフテリアや破傷風と言われる病気は細菌に感染した後、その毒素が病気を引き起こすと言われています。そのため、細菌そのものを退治するものではなく、毒素を中和する抗体を人工的に体に作らせることが大切であるためトキソイドワクチンが開発されました。次に②不活化ワクチンですが、百日咳の場合、細菌の出す毒素に加えて、細菌そのものも影響して病気を発症させます。そのため、毒素を中和する抗体をつくること+細菌を食べてくれる白血球の働きを促すことの2つをワクチンに期待します。そのために、無毒化したワクチンを接種することで、抗体を産生できるようにします。
最後に③生ワクチンを理解する上で、ウイルスの感染方法に着目する必要があります。ウイルスは細胞の内側に侵入して増殖を繰り返すわけですが、細胞内には抗体が入っていくことができず、細胞の内側で暴れているウイルスを退治することはできません。しかし、T細胞(リンパ球)というものはウイルスが侵入した細胞を丸ごと破壊することができ、ウイルスを体から駆逐してくれます。このT細胞を作るには、不活化ワクチンではなかなか増えてくれないために、生きたウイルスから「病気を引き起こす悪い力」を取り除いたもの(生ワクチンといいます)を投与して免疫を獲得させます。これが生ワクチンの効果です。

Q9 ワクチン接種の予定が風邪を引いてずれてしまいました。どうしたらよいでしょうか?
A9 まず、ワクチンの基本スケジュールを知っておきましょう。不活化ワクチンは、免疫を獲得するために通常3〜4回接種を行い、5〜10年の間隔で追加接種をするのが一般的です。四種混合では、初回の2回を最低限度済ませておけば、免疫を獲得出来ていると考えます。生ワクチンは、数ヶ月〜数年の間隔を開けて2回接種すると免疫が獲得されると考えられています(ロタウイルスのみ間隔が短くなっています)。

Q10 四種混合ワクチンの初回接種合計4回を終了する前に生後90ヶ月を経過してしまいました。大丈夫でしょうか?
A10 不活化ワクチンは規定の回数をしっかりと打つことが大切です。
1期初回接種を未接種または1回だけ接種している場合
⇒90ヶ月以上では任意接種扱い(公的控除の対象外)になりますが、四種混合を20〜56日間隔で2回接種することを勧めます。

1期初回接種を2または3回だけ接種している
⇒任意接種ですが四種混合を1回接種すべきです。最後の接種から6ヶ月以上間隔があいていることを確認してください。

①、②のケースともに追加の接種を行った後、6ヶ月以上の間隔をあけて、11歳以上13歳未満で定期の2期接種を受けます。

Q11 ロタウイルスのワクチンを推奨されている期間に打つことが出来ず、心配なので今から打ちたいのですが駄目ですか?
A11 ロタウイルスワクチンは、生後14週6日以内に接種することが推奨されています。実際には、その期間を過ぎて接種しても効果はあると考えられておりますが、このワクチンの副反応として報告されている腸重積という怖い病気は、生後4ヶ月から2歳前後に多く自然発生するために、14週6日以降にロタウイルスワクチンを接種したことで、腸重積の自然発生なのか?ワクチンの副反応なのか?が判断できなくなるという問題があるため、接種はおすすめしておりません。

Q12 肺炎球菌ワクチンが7価というものから13価というものに変わり、少し前ですが新しくなったと聞きました。上の子供は古いワクチンをうっているのですが、新しいワクチンをうったほうがいいですか?そして、なにが違うのですか?

A12 まず、7価と13価のワクチンの違いは、肺炎球菌の種類に対する抗体の多さが違います。肺炎球菌といっても沢山のタイプがあり、悪さをする同じ菌でも、違うのです。
例えて考えるならば、菌の名前を人種としましょう。肺炎球菌=日本人と考え、もちろん日本人の中には良い人もいれば(害のない人)、悪いことをする人(犯罪者)もいます。そして、犯罪の中にも凶悪犯もいれば、軽微な犯罪をする人もいます。そのため、抗体=警察は、いろんな犯人像をリストアップしておく必要があるので、7価(7人の犯罪者)だけでなく、13価(13人の犯罪者)を見つけやすいように体に覚えさせておくと体の中が平和でいられるので、新しいワクチンのほうがおすすめとなります。

今まで7価で接種をしている途中の人は、次から13価に切り替えることで抗体はリストアップされます。また、定期接種が完了している人が、抗体の種類を増やす(補助的追加接種といいます)ためには、任意接種となりますが、最後の接種から8週経過した後に行うとよいとされています。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME