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呼吸器疾患とは

こどもの病気は、喉や鼻、気管支・喘息などを主体とする呼吸器疾患と心臓の病気である循環器疾患、胃腸にまつわる消化器疾患、食物などのアレルギー疾患が代表的です。それ以外にも、腎臓の病気や糖尿病・低身長、白血病など稀ではありますが、注意を要するものも存在します。

しかし、お子様が困ることの多いものは、やはり呼吸器疾患、消化器疾患、アレルギー疾患が主体と言えます。

呼吸器疾患は、感染症(ばい菌(細菌もウイルスも含む)が悪さしているもの)が多く、気管支喘息は厳密にはアレルギー疾患と考えられるので、今回は主に感染症をメインに考えていくこととします。空気の通り道を「気道」と呼び、呼吸器感染は気道感染とも考えられています。この気道感染は、以下のように大きく7つに分けて考えることができます。

かぜ症候群

くしゃみ、鼻水、鼻閉、咽頭痛、咳などを認め、発熱を伴うことがあります。ほとんどがウイルスで安静にして水分補給、保温、睡眠により治ると言われています(抗生剤は要りませんよ。と言われるものです)。

咽頭炎:

急性の高熱と喉の痛み・腫れがあります。咳・鼻水はあまりでないという特徴があり、かぜ症候群と異なり細菌性であることがあります(抗生剤を処方しましょう。と言われるものです)。溶連菌感染というものも含まれます。

インフルエンザおよびインフルエンザ様疾患:

急性の高熱と寒気、関節の痛み、喉の痛み(腫れてはいない)、咳・鼻水を認めます。インフルエンザAとBというものが、とても有名ですが実際にはインフルエンザAやBでなくても、全く同様の症状が出ることが有り、これをインフルエンザ様疾患と言われています。

インフルエンザの予防として、マスク、手洗いは有効でトイレや電話、パソコンなどを使用した後に特に注意が必要です。

副鼻腔炎:

頭痛、めまい、鼻水、鼻閉、眼の奥の痛み、頬の痛みなどを認めて、鼻水が出てしまいます。痛みが強い場合や高熱が出ている場合には、抗生剤を処方した方がよいと考えられていますし、慢性的な副鼻腔炎ではマクロライドという抗生剤を長期に飲むことで改善することがあります。

気管支炎:

熱と咳を認めているが、肺炎ではないという状態が気管支炎と言われている状態です。一部では大半はウイルスと言われてもいますが、長引く咳にはマイコプラズマという菌が悪さしていることもあり、症状がはっきりしている場合と咳が長引いている場合には抗生剤を処方しても良いと考えています。

肺炎:

熱、咳を認めていて、胸部レントゲン上肺に影を認めている状態を気管支炎と区別して肺炎と診断しています。当院では聴診器で、肺に影ができているような音が聞こえる場合には、レントゲン撮影やCT撮影を行い詳細な情報を確認します。

中耳炎:

発熱、耳の痛みを認める病気と言われています。以前は抗生剤を積極的に使用していましたが、抗生剤は高熱や耳の痛みが強い時には使用されますが、最近は処方されない先生もいらっしゃるようになりました。こどもの場合には、比較的抗生剤が処方されることが多く、また鼻水をよく吸い取ってあげることも大切です。当院では、耳鼻科と同様の器具でしっかりと吸っていくことを心がけており、また中耳炎を見逃さない工夫として、鼓膜の動きを痛みを伴わず、すぐに調べられる機器でチェックすることで確認しています。

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