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アレルギー疾患とは

 アレルギーというと食物アレルギーがイメージされるとは思いますが、それはアレルギー疾患のごく一部であり、その他にもアレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、蕁麻疹など多岐に渡ります。
 当院では、上記疾患について対応していきます。

<アレルギー性結膜炎・アレルギー性眼瞼炎>
 花粉の時期など「目がかゆい」「目が赤くなる」など様々な症状が出現します。その他にも目の周囲が赤くなるアレルギー性眼瞼炎というものはかなり小さい子供から多く見られ、赤いパンダのような目になってしまいかゆみも伴いとても辛いものです。結膜炎の症状は風邪からくることもあるため、アレルギーとしっかりと診断するために涙を用いたアレルギー診断も行なっております。また、アレルギー性眼瞼炎と診断した場合にも目に入っても大丈夫な軟膏を処方して治療をすることができますので気軽にご相談ください。

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<アレルギー性鼻炎>
 花粉症の代表的な症状ですが、子供ですと花粉のみでなく寒暖差に伴う症状で認めることがあります。アレルギー性鼻炎となりますと、鼻の中の粘膜が腫れてしまい本来ウイルスや細菌から体を守っている鼻腔粘膜が破綻しているために、風邪にもかかりやすくなってしまうため、アレルギー性鼻炎を抱えていることで季節の変わり目や花粉症の時期に体調を崩してしまうことがあります。

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花粉症で長年お困りの方には舌下免疫療法という方法で、根治を目指せる時代になってきています。ハウスダストやダニにも適応がでてきており、当院でも治療を行うことができますのでご相談いただければと思います。

<気管支喘息>

 呼吸器疾患とも考えられておりますが、咳が止まらなくなる気管支喘息の場合、引き金となるアレルギー物質が関与しているため近年アレルギー疾患というくくりでまとめられております。当院でも気管支喘息のフォローアップを行っておりますが、当院は喘息の治療ガイドラインに沿った標準的な治療をご案内しております。具体的には喘息治療ステップという治療方法を導入し、その上で咳を伴う発作が「月に1回あるのか?」「週に1回あるのか?」「毎日あるのか?」を確認してイベントフリーと呼ばれる症状の無い状況をつくっていくように致します。その後、6−8歳以降の子供や大人の場合には呼吸機能検査を用いて喘息の状態をしっかりと定量的に(数字で皆様と共有)判断し、今が良い状態なのか?悪い状態なのか?をお伝えしながら進めてまいります。
 当院では呼吸機能検査を測定することで適正な治療をご提案することができるようになっております。乳幼児の場合には、まず「気管支喘息」なのか似て非なる「喘息性気管支炎(この言葉を好まれない先生もいらっしゃいますが便宜的に使用させてください)」なのかをお話を聞いたり、経過を見ながらしっかりと判断し安易な診断をしないように気をつけております。また、発作が起きてしまった場合にはクリニックで吸入を行ない、この治療が効果的であると判断された場合には吸入器をご自宅でも使えるように手配することもさせていただいております。

 

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